乳幼児育児という【過酷で愛おしい日々】
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第1章:乳幼児育児という「過酷で愛おしい日々」

「夜泣きがひどくて、寝た気がしない…」 

「トイレすらゆっくり行けない…」

「ごはん、何を作っても投げられる…」 

「もう、自分が自分じゃないみたい…」

これは、乳幼児を育てるママたちからよく聞く“本音”です。

このページにたどり着いたあなたも、きっと今、そんな毎日を送っているのかもしれません。

■「かわいい」は、「しんどい」と紙一重

乳幼児という時期は、赤ちゃんから“子ども”へと変わっていく大切な節目。
自我が芽生え  、歩き出し  、なんでも「自分で!」と主張し始める時期。

でも同時に、

  • まとまって眠ってくれない
  • 後追いが激しくて1分も離れられない
  • 好き嫌いも激しくて食事のたびに格闘
  • 言葉が通じず癇癪を起こされる

など、ママにとっては試練の連続です。

「こんなに愛おしい存在なのに、どうして私はイライラしてしまうんだろう」 

「毎日頑張ってるのに、誰もわかってくれない」 

そんな風に、自己嫌悪や孤独感に苛まれることもあるかもしれません。

■「24時間365日休めない」って、どれほどのことか

会社勤めなら、8時間労働のあとには休憩があり、休日もある。
でも育児には “終業ベル”  が鳴りません。

夜中  でも朝方  でも、子どもが泣けばママが起きる。

熱を出せば病院  に連れていき、機嫌が悪ければひたすら抱っこしてあやす。

「1歳」は、まだ会話が通じないぶん、ママが全部を “察して”あげないといけない。

この「休みのない状況」が、想像以上にママの体と心を消耗  させるのです。

■「自分を後回しにして当然」と思ってしまう日々

乳幼児育児って、「自分がしたいこと」「自分の体調」よりもまずは「子ども優先」が当たり前の毎日です。

例えば、

  • 熱っぽくても買い物へ行く 
  • 腰が痛くても抱っこする 
  • ごはんを食べ損ねても授乳はする
  • トイレに行きたくてもおむつ替えが優先 

“お母さんなんだから我慢しないと”
“まだ1歳だから仕方ないよね”
そんな言葉が、どこか自分を縛ってはいませんか?

でも本当は――
我慢の積み重ねは、心と身体の悲鳴  となって現れます。

■“小さなストレス”が積もっていく怖さ

  • ちょっとした寝不足 
  • 常に気が張っている 
  • 誰にも話せない孤独感 
  • 一人の時間がない 

こうした“小さなストレス”は、一見大したことがないように思えて、じわじわとママを追い詰めていきます。

イライラ  、涙  、虚しさ  、倦怠感  …。

ふとした瞬間に、「あれ? 私、こんなに限界だったの?」と気づくこともあります。

あなたの不調は、“甘え”なんかじゃありません。
乳幼児育児は、それほどまでに大変なのです。

■愛しているのに、つらい。それは矛盾じゃない

1歳の我が子は、目が合うと笑ってくれたり  、名前を呼ぶとハイハイ してきたり、一歩ずつ成長している姿は本当に尊いものです。
そのたびに「生まれてきてくれてありがとう」 と心から思う。

でも――どれだけ愛していても、しんどいものはしんどいんです。

「かわいいけど、疲れた」「泣きたい」「ひとりになりたい」
そんな気持ちが湧いてくるのは、母として失格だからじゃありません。

それだけ、あなたが向き合っている証拠です。

■「母親らしく」なんて、誰が決めたの?

育児書、SNS、ママ友、親戚のアドバイス…。
あふれる情報や「こうあるべき」に振り回されて、

「ちゃんとやらなきゃ」「もっと笑っていなきゃ」「イライラしちゃダメ」
と、無意識に自分を責めてしまうことはありませんか?

でも、本当の“いい母親”って、

  • 頑張りすぎない母親
  • 助けを求められる母親
  • 自分も大切にできる母親

なのかもしれません。

■今日一日、あなたはよくやっています

ママが今日、

  • 朝ごはんを用意して 
  • 何度もオムツを替えて 
  • 抱っこで寝かしつけて
  • 子どもの体調を気にかけて
  • 機嫌をとりながらご飯を食べさせて 

どれも「当たり前」なんかじゃありません。
本当にすごいことを、いくつも、ちゃんとやってる。

どうか、それを忘れないでください。

■まとめ:1歳育児は“尊い戦い”

この「過酷で愛おしい日々」は、いつか終わりがきます。
だけど、その最中にいるママにとっては、“今”が全て。

あなたが今日もがんばったこと、泣きながらも踏ん張ったこと、
それだけで、 あなたはヒーローです。

そして、そんなあなたの味方でいたいと願う人がいます。
「私は一人じゃない」そう感じられるきっかけに、この記事がなれたなら嬉しいです。


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