
でお悩みの方はご相談ください。
頚椎症とは、首の骨(頚椎)の加齢による変形や、過去の転倒や事故による変形、人体の硬化などが原因で、頸部や肩甲骨付近の痛みやしびれなどが現れる病気です。
頚椎椎間板ヘルニアとは、頚椎の骨と骨の間にある椎間板内の髄核が飛び出すことで周りの神経を圧迫して、首の痛みや、肩こり、腕のしびれや、手に力がはいりにくい状態になる病気です。
頸部狭窄症とは頚椎にある脊柱管が狭くなり、脊髄や神経が圧迫される病気です。
あなたの痛みはいつ頃発症しましたか?
@1周間前 A1か月前 B3か月前 C半年前
@と答えた方は安静、固定の時期です。(急性痛)車に乗って一人で来院できるレベルであれば当院の施術を受けることは出来ますが、大幅な痛みの緩和にはなりません。
A B と答えた方は(亜急性痛、もしくは慢性痛への移行期)です。 おそらく 車に乗って一人で来院できるでしょう。来院いただいて施術を受けることで大幅な緩和が期待できるでしょう。急性期を脱した方は関節ニュートラル整体の効果はかなり高いです。
Cと答えた方は 完全に慢性期ですので、頚椎症の症状も慢性化しています。全身の関節の弾力を回復させることで首に負担をかけない体つくりが必要です。症状のある首や、腕などの部分的な治療ではなく、根本の原因を見つけ出す検査と調整が必要になります。
自宅で出来る体操やストレッチがあったら教えてください
あります。当院のホームページに無料動画を8つ掲載していますので実践してみてください。
ただし、痛みがある動作はしないでください。急性期は何をやっても痛みを伴いますのでそのときは安静、コルセット(固定)、あまりにも痛みが辛いときは緊急手術も考えられます。
ある程度、動画の内容が実践出来るときは継続してください。合わせて関節ニュートラル整体も受けられることをおすすめします。受けることの出来る整体院を掲載しておきます。
自分で行う(自動運動) 他人が行う施術(他動運動は)似て非なるもので、次元の異なる運動です。関節ニュートラル整体を受けることで全身の関節の弾力を回復することで自動運動の効果が最大限引き出されます。
令和6年10月16日(水)産経新聞 朝刊にこのような記事が掲載されていました。
交通事故やスポーツのケガでむち打ちになり、怒りっぽくなった。言葉がうまく出てこない。脳に損傷を負い、記憶障害や感覚過敏などを発症する「軽度外傷性脳損傷(MTBI)]。日本では、推定で約135万人の患者がいるという。傷が微細でCTやMRIで写らずに見過ごされ、適切な治療や補償を受けられないまま高次脳機能障害などに苦しむ人も多い。広島の弁護士有志で結成した弁護団と地元の専門医が、認知度を広め患者を救いたいと奮闘している。
MTBIは追突事故やスポーツ外傷などで頭部に衝撃を受け、脳の神経線維が損傷して発症する。「道路のラインが盛り上がって見え、横断歩道を渡れなかった」「見積もりの計算ができない」広島県内の大工の男性(65歳)が、むち打ち後から続く症状を語った。昨年3月、車で信号待ちをしている時に追突された。直後はしばらくぼーっとし、吐き気がしたと振り返る。
事故後は材料の注文数を間違えることが増え、何事も面倒に感じるようになった。性格も攻撃的になり、50年来の友人を二人失った。「いつ治るのか。大工としてあと10年は働きたいが・・・」現在もクリニックで治療を受けている。平成29年、MTBIに苦しむ人々を支援しようと、広島の弁護士が有志で全国初の弁護団を結成。事故の加害者に損害賠償を求めた訴訟の支援や、相談活動に取り組んできた。弁護団長の平田かおり弁護士は「病院を何軒回っても異常なしとされたり、症状によって家族や職場の同僚との関係性が悪くなったりする患者もいる」と語る。平田弁護士によると事故後の生活に支障が出ても、MRIや外傷性の異常がみられないとして、高次脳機能障害などが認定されないケースが多いという。国土交通省は28年、各保険会社に画像所見が認められない場合でも適切に対応するよう求めた。ただ対応は以前変わらず、訴訟を経て、ようやく後遺障害が認定された患者もいる。今年3月には、宇土会長と弁護団で、MTBIを知ってもらおうと、発症の仕組みや患者救済に向けた課題を紹介する本を出版した。平田弁護士は「MTBIを広く知ってもらい、被害者が救済されるよう、今後も活動していきたい」と話した。
柔道男子100キロ超級で今夏のパリ五輪代表の斎藤立が頚椎のヘルニアのために首を手術したことが31日、わかった。所属先によると、4年後のロサンゼルス五輪を見据えて、30日に手術し、2週間程度入院する予定。
復帰時期は未定だが、来年の6月の世界選手権出場は難しい見込みだという。
22歳の斎藤は自身のインスタグラムで、5月ごろから右手に力が入らなくなったと説明。5位に終わったパリ五輪後に精密検査を受け、手術を決断したという。 投稿では病室のベッドに横たわる写真を載せ「受け入れるまでは精神的にも辛く、人とも会えない状況でした。全てどうでもいいと思っていましたが、こんなところで夢を諦めたら一番ダサいと思いました。また戦いの舞台に戻ってきます」と心境を綴った。
パリ五輪が開催されたのが8月でしたので、5月から、いやおそらくそれ以前から手の痛みや、力が入らない、首や肩甲骨付近の痛みなどと戦ってきたのでしょう。柔道というスポーツ、武道の経験はほとんど無い私ですが、対人の格闘機ですから怪我が無い方が少ないでしょう。何度も何度も畳に叩きつけられ、体はボロボロではないかと推測されます。手術が必要なまでに頚椎も変形したのでしょう。さすがの関節ニュートラル整体でも緩和、回復させることは難しかったかもしれません。それは、認めますが、当院の考えは、このように手術に至る手前でケアをする。予防を徹底するということです。当院にもジュニアアスリートからプロのアスリート、草野球、草サッカー、ママさんバレー、マラソン愛好家など多くの方が来院されますが、同じことを伝えています。痛みや痺れが大きくなる前に予防で来てください。そして、整った体で練習してください。それを繰り返すことで必ず結果がでますよ。
家でできる自己調整も教えますよ。当院のホームページに無料動画を8つ掲載していますので実践してみてください。
ただし、痛みがある動作はしないでください。
予防にまさるケアはなし。
自己調整は自分の体を知ることができる絶好の機会です。
話は元にもどしますが、斎藤選手にとって何が大事か?
手術をした体でどれだけ理想の身体に近づけるかを日々考えて行動することです。
怪我をしにくい体はもちろん、手術前よりもパフォーマンスを上げるにはどうするかを考えて行動する。
世界の強豪に打ち勝って、ロサンゼルス五輪では金メダルを獲得してほしいものです。
関節ニュートラル整体に出会ってくれれば嬉しいのですが・・・。